VACCINATION
市原市では対象年齢の方への肺炎球菌ワクチンの助成制度があります。 対象の方は通知が郵送されますので、最寄りの医療機関へご相談下さい。 肺炎球菌の感染症は抗生物質の発達により減少しつつありました。しかし、高齢者の感染では抗生物質の治療が間に合わないことが少なくありません。事前に予防することの重要性が見直されています。 肺炎は特に老人や基礎疾患がある場合には重症となり、致命率も高いので予防することが重要です。実際、日本の死亡原因の第4位は肺炎です。年間約100万人が死亡し、そのうちの9万人が肺炎であり、1割弱となります。特に高齢者では肺炎球菌による肺炎が最も多く報告されています。
対象者 | (1)接種時点、満65歳(65歳の誕生日~翌年66歳の誕生日前日まで) (2)60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能または ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に身体障害1級程度の障害のある方 ※過去に成人用肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことのある方は対象となりません。 |
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自己負担額 | 4,000円(1人1回のみ) (ただし、市民税非課税世帯、生活保護世帯、中国残留邦人等支援給付世帯に属する方は事前に保健センターの窓口で印鑑を持参し、免除申請すれば無料) |
受診方法 | 当院までお電話にてご予約ください。 (Tel 0436-40-3366) |
インフルエンザを予防する有効な方法の一つに、流行前のワクチン接種があります。インフルエンザウイルスは毎年違う種類が流行するため、予防接種も毎年行う必要があります。インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。日本では、インフルエンザが例年12月~3月頃に流行することを考えると、毎年10月下旬~12月に接種するのが良いでしょう。
期間 | おおむね毎年10月〜3月 |
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受診方法 | 完全予約制でインターネットのみの受付となります。 ≫ インフルエンザ予防接種のご予約 |
予防接種には、定期接種と任意接種があります。 定期接種は国や自治体が勧めているもので、無料で受けることができます。任意接種は基本的に自費で受けるもので、受けるかどうかは保護者の判断によります。また、ワクチンはそれぞれに接種できる月齢や年齢が決まっていますので、なるべく早く接種しましょう。
当院で可能な小児予防接種 | |
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定期 接種 |
五種混合(DPT-IPV-Hib、ポリオ・ジフテリア・百日咳・破傷風、ヒブ)ワクチン、 四種混合(DPT-IPV、ポリオ・ジフテリア・百日咳・破傷風)、 DT二種混合(ジフテリア・破傷風)、ロタウイルス、水痘、麻しん・風しん混合、 日本脳炎、BCG、ヒブ、 肺炎球菌(プレベナー)、 B型肝炎、 ヒトパピローマウイルス(シルガード) |
任意 接種 |
おたふくかぜ、インフルエンザ |
受信 方法 |
完全予約制です。 WEBにてご予約してください。 web予約:https://e-chusya.com/60524/top.php |
帯状疱疹の発症を予防できるワクチンとしては、
生水痘ワクチンと帯状疱疹不活化ワクチン(シングリックス)の2種類があります。
生水痘ワクチンは7,000円1回打ち、帯状疱疹不活化ワクチン(シングリックス)は22,000円を2回打ちます。
予防効果はシングリックスの方が90%以上と高い効果を認めます。
RSウイルスは風邪ウイルスの一種ですが、高齢者、慢性的な基礎疾患(喘息、COPD、心疾患)がある人、
免疫機能が低下している人の場合、RSウイルス感染症の重症化リスクが高いとされます。
こうした基礎疾患がある方は、ワクチン接種を行いRSウイルスに対する免疫をつけることができます。
アレックスビーは25,000円1回打ちとなります。