アレルギー科

アレルギー科

2週間以上続く咳を認める場合は、かぜだけでなく、気管支喘息、咳喘息などアレルギー性疾患を考える必要があります。ゼーゼー・ヒューヒューと喘鳴を感じなくても、丁寧な聴診、胸部レントゲン、肺機能検査、血液検査から気管支喘息と診断できることもあります。この他にも花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましん、食物アレルギーなどの症状について診療をさせていただきます。


アレルギー科の主な取扱い疾患
喘息、気管支喘息、小児喘息、アナフィラキシー、吸入指導、花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましん、食物アレルギーなど

アレルギーについて

そもそもアレルギーとは何ですか?

>アレルギーについて

人間には外から有害な刺激を受けた場合に、それを排除したり無力化しようとする免疫反応があります。 たとえば、一度麻疹(はしか)にかかると麻疹ウイルスにたいする抗体ができ、もう一度麻疹ウイルスが入ってきても免疫反応によって発病しなくてすみます。このような本来は人間にとって有利なはずの免疫反応が、どういうわけか人間にとって不利に反応する場合があります。これを「アレルギー反応」と呼んでいます。

アレルギー反応によっておこる病気は?

実にたくさんあり、その代表格として気管支ぜんそく、アレルギー性結膜炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどがあげられます。アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が体内に侵入した際に、それを排除しようとする生体の”過剰”反応がいろいろな臓器におこることによりこれらの病気がおこります。

気管支喘息

どんな病気でしょう?

>気管支喘息

長引くセキ、特に夜間や運動時にせき込み「ヒューヒュー、ゼイゼイ」と鳴る場合、気管支ぜんそくがまず疑われます。 ぜんそくの発作は、空気の通り道である 「気道」が急に狭くなって呼吸困難をきたすもので、重度の場合酸素欠乏となり死に至ることもあります。その発生には、ダニ、カビ、動物のフケ、花粉などのアレルゲンや、たばこの煙、排気ガスなどの環境要因と遺伝要因が関わっています。

喘息の薬物療法

ぜんそくの治療で重要なのは、発作のベースとなる慢性の気道炎症を鎮めることです。ぜんそくの薬物療法は、「気道の炎症をおさえる薬」と「せまくなった気道をひろげて発作をおさえる薬」の大きく2つに分けられます。吸入ステロイド薬は、粉末または霧状のものを直接吸い込み気道に届かせることで、ごくわずかな薬の量で気管支に直接作用させることができるので、全身の副作用の心配がなく安心して使えます。最近になり、小児に対しても世界的に第1選択薬として推奨されるようになりました。

花粉症

極力、花粉を吸わないようにする

>花粉症

晴天で風が強い日や雨の日の翌日は特に花粉が多いので外出を避けるのが賢明です。 マスク・メガネなどを着け、目と鼻をガードしましょう。 肌の露出の少ない、花粉が付きにくい素材の服を着ましょう。 外出後はよく花粉をはらってから室内へ。 窓や戸をできるだけ開けない。換気するなら早朝がおすすめです。空気清浄機の設置も期待できます。 洗濯物・ふとんを外に干さない。 掃除機やぬれ雑巾で屋内に入り込んだ花粉をくまなく除去するなど、症状の重さによって徹底した対応が必要です。

治療は花粉が飛び始める前にスタート

スギ花粉は2月から4月に飛ぶと思われていますが、実際にはわずかながら冬の間に飛び始めています。 花粉予報の「飛散開始日」より2週間ほど前(1月下旬頃)から抗アレルギー薬治療を始めるのがよいでしょう。初期療法により、症状の出現を遅らせ、さらに症状を軽減できシーズン中に強い薬を使う量や回数を減らせます。 また、シーズン中は薬を続けることが大切です。症状に応じて内服薬、点鼻薬、点眼薬を併用します。とにかく症状の出る前に、あるいは出てしまっても軽いうちに治療を始めることをお勧めします。